『離婚後夜』久保田紗友さん「インスタ見てるとみんな楽しそうだなと落ち込みます」|CLASSY.
バランスの難しいポージングに、ワンカットごとに変わる表情。初めましての久保田さんは、オープンマインドでとても表現力豊かな人でした。根っからのポジティブ、と思いきや「本当は相手のことが気になるタイプ」と等身大な一面も。自分自身をどう叱咤激励しているか、考え方を聞きました。 【写真を見る】久保田紗友さん「私がたのしかったんだからきっと大丈夫」 久保田 紗友さん 2000年1月18日生まれ。北海道出身。NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」、「過保護のカホコ」(日本テレビ系)、「この世界の片隅に」(TBS系)などの話題作に出演し注目を集める。2025年には大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華之夢噺~』の出演が決定している。前田公輝とW主演を務めた、日本テレビ系「私をもらって~追憶編~」に続き、「私をもらって~恋路編~」がHuluで先行配信中。今秋に地上波にて放送予定(※関東ほか)。
「相手はたのしかったかな」と気にしてしまうけれど、「私がたのしかったんだからきっと大丈夫」と自分軸で考えるようにしています
最近友人たちも自分も、会社や仕事に慣れてきて、少しだけ余裕が出てきたと感じています。例えばレストランにちゃんと予約して行くようになったり、食べるものも遊び方も変わってきました。そういう環境の変化の中で「大人になっているんだな」と実感しています。これまでは現場でも自分が一番年下だったのが、後輩が増えて、どんどん年長になっていく。もう誤魔化せない年齢というか、きちんと筋を通さないとすぐに見破られて、残っていける人間になれない。長くこの仕事を続けるためにも、人間力を高めないといけないと思っていて、今はそのフェーズにいる感じです。 意識しているのは、ポジティブ変換をすること。例えば、ものすごく落ち込むことに対して、それにどっぷりハマる瞬間もありますが、「自分が変わるきっかけが訪れた」とか「この試練を乗り越えたら、もっと成長できる」と捉えるように。あとは、調味料もこだわって選んでみたり、良質な食生活も大事にしています。いいものを摂ると心に余裕が出て、イライラしなくなったり、人に優しくなれる気がするんですよね。学生の頃は、友達と歌いながら歩いているだけでも楽しかったけど、徐々にそういう“無敵感”がなくなってきました。だからといって、この年齢で昔と同じことをしているのはどうかなと思って(笑)。友人たちとも「いい歳の重ね方をしたいね」とよく話します。