バキバキに筋の入ったバックポーズで会場を魅了!美しさと筋肉を兼ね備えた43歳が東京の新人コンテストを制す
「筋トレ継続の秘訣は、トレーニングしてる自分が好きなこと、トレーニングが楽しいと思えることです」 そう語るのは、5月3日(金・祝)、東京・北区で開催された『第32回東京ノービスボディビル選手権大会』女子フィジークで優勝した平田真奈美(ひらた・まなみ/43)さん。昨年11月に行われた『第15回北区オープン大会』に続き目下絶好調の女子フィジーク選手である。 【写真12枚】平田真奈美さんのバキバキに絞れた背中の筋肉
今年でトレーニング歴10年となる平田さんがトレーニングを始めたきっかけは、ボディメイク・精神の鍛錬と語る。筋トレを継続している秘訣はトレーニングを楽しむことだとか。 「2018年、美ボディ大会に出場したいと思いサマー・スタイル・アワードのセミナーに行きました。そしてポージングセミナーで金子賢さんに『脚の筋肉つけた方がいいよ!』と言われました(泣)。確かに細かったんです……。それから脚を強化させました。その言葉があったので今では良かったと思えてます!(笑)。筋トレを始めてから『筋肉がきれいね!』と言われることも増えました」 「今は週5で、本野式筋膜連鎖トレーニングをしています。得意部位は背中です。ここでも本野式で脳をフル回転して身体と結びつけています(笑)。逆に胸は苦手で、高重量は全然持てないですが、大きくなりたいので気合いで頑張っています。今年は上半身の厚みに注力してきました。減量期の食事に関しては、基本的に飽きるまで同じ物を食べ続けています。飽きたら、調味料で味変します。たまに変な物を食べてしまうことがありますが」 絞りも筋量も隙を見せない平田選手だが、今まで順風満帆のトレーニング生活、というわけではなかった。 「以前、私はトレーニングオフを取らずやっていた時期がありました。当時は、腰から脚に痺れがあり、ギックリ腰になったこともあります。また、肩の違和感があったときは首坐骨神経痛頚椎症と診断されてトレーニングしたい自分の気持ちを抑えたこともあります。ですが、この1年数カ月、コーチにご指導していただき、腰痛に悩まされることなくトレーニングできてます!ほんと凄いです!」 大会審査のラインナップでは、平田選手の肩の張り出しが特に目を引いた。どのようにこの張り出しを作ったのだろうか。 「肩の張り出し、フロントが強いです。昔fitness boxingというジムに通っていてサンドバッグやアクアバックにパンチしていたので、それが生きているのかもしれません(笑)。また、昨年から清水恵理子さんにコーチをしていただき、今は本野式筋膜連鎖トレーニングをしています。ご指導を受けてから肩全体に丸みが出てきました」 最後に、今後も活躍が期待される平田真奈美選手に今シーズンの意気込みとボディメイクをする上でのアドバイスを聞いた。