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【特集】新型コロナを『ダチョウ』で撃退?!25年間ダチョウと暮らす教授が語る「ポテンシャル」とは

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MBSニュース

新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、注目が集まっているのが『ダチョウ』です。京都府立大学はダチョウの卵を使って新型コロナウイルスの抗体を作ることに成功したといいます。ワクチンや治療法が確立されていない今、ダチョウは救世主となるのでしょうか。

「ダチョウの抗体」の実力

ダチョウが救世主に…?少し想像がしにくいのですが、ダチョウを研究し続けて25年という京都府立大学の“ダチョウ博士”・塚本康浩教授を訪ねました。 「5年ほど前にこいつ(ダチョウ)に蹴られてですね、足を骨折してしばらく入院していたんですよ。攻撃力は半端じゃないんですよね。25年くらいずっとダチョウと暮らしていますけど、ただ覚えてくれていないんですよ、僕のこと未だに。」(京都府立大学・生命環境科学研究科 塚本康浩教授) ますます疑問は深まりますが…ダチョウには確かな実績がありました。まずは2006年、新型インフルエンザ流行時にウイルスを体内から除去する抗体の開発に成功しました。さらに2015年、当時流行していたMERSコロナウイルスの抗体の開発にも成功します。そして、2013年にニキビの治療薬、2017年に薄毛の治療薬も、ダチョウの抗体から生まれたといいます。そして今。 「(新型コロナウイルスが)中国で騒がれ始め出しまして、やっぱりウイルスに良く効くのは抗体なんですよね。僕の場合はダチョウの抗体でそれを何とかしたいと。」(塚本康浩教授)

ダチョウの体は強い

なぜダチョウの抗体なのか。それはダチョウのある特徴にありました。 「けがにも強いですし、“感染症にほとんどならない”んですよね。太古の昔からダチョウって生き残っていて、今まで生存しているということは体が強いですよね。」(塚本康浩教授) 塚本教授によりますと、ダチョウは免疫力が高く、他の動物よりも早く抗体を作る上、その抗体が強いといいます。

インフルエンザウイルスがどのように増殖するのか、動物の細胞を使って実験した画像を見てみると、抗体が無いものだと、ウイルスに侵された細胞が大量に発生しています。一方、ダチョウの抗体が入ったものは、ウイルスが無力化されて対照的な結果となりました。

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