医療行為認められた“特定行為看護師” 育成に向け学会 医師の負担軽減を目的に国が導入も広がらず 主催者「特定行為看護師への理解深めたい」 福岡市
テレビ西日本
医療行為の一部を医師に代わって行える「特定行為看護師」のスキルアップなどを目的とした学会が開催されました。 福岡市天神の病院で開かれた学会には九州・沖縄各県からおよそ100人の医療関係者が参加しました。 特定行為看護師は医師の負担軽減のため国が2015年に導入を開始したもので動脈注射やカテーテルを抜くなど38の医療行為が認められています。 研修を受講すれば医療行為を行うことができますが医師や病院側の理解が進まないこともあり現状、国が目指す人数の1割程度にとどまっています ◆主催した済生会福岡総合病院 三山麻弓 看護師「看護師の中で医師のタスクをシェアする人がいることをぜひ患者さんにも知ってもらい広めていかないといけない」 主催者はこうした学会を通じて特定行為看護師への理解を深めていきたいと話していました。
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