青森市の総合防災訓練が行われ、日常的に医療的なケアを必要とする子ども、「医療的ケア児」の避難訓練も初めて行われました。 訓練は、太平洋沖の巨大地震によって青森市内で震度6弱の揺れが観測され、陸奥湾沿岸に大津波警報が発表されたという想定のもと、防災活動の拠点となるカクヒログループスーパーアリーナをメイン会場にして行われました。 今回初めて行われた「医療的ケア児」の避難訓練では、たんの吸引器や人工呼吸器などを必要とする子どもが保護者と一緒に車や徒歩で実際に避難し、避難所での医療機器の動作や居住環境などを確認しました。 訓練には36の関係機関や団体、それに地域住民などおよそ620人が参加し、災害時の協力体制や対応、それに日ごろの備えを確かめていました。