レアル中井だけじゃない! 10代の欧州日本人サッカー選手10人(7)。プロ契約間近? 英国でプレーする18歳の逸材
レアル・マドリードの下部組織でプレーする中井卓大をはじめ、海外でプレーする10代の日本人選手は珍しくない。そこに至るまでのキャリアは様々で、高校卒業とともに欧州に渡った選手もいれば、幼少期から住む国でプロを目指す選手もいる。今年4月に掲載した前回に引き続き、海外でプレーする10代の日本人選手を紹介する。
前田ハドー慈英(まえだ・はどー・じえい) 生年月日:2004年4月2日(18歳) 所属クラブ:ブラックバーン・ローヴァーズ ブラックバーンのアカデミーに所属する18歳が、第48回モーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に参加したU-19日本代表に選出された。香港生まれで、国内の強豪である傑志FCの下部組織で育った。 渡英後はブラックバーンの育成年代でプレーし、16歳となった2020年にはスカラシップ契約を結んだ。イギリスメディア『the72』によると、18歳となった今夏にクラブはプロ契約を提示しており、プレミアリーグを含む国内外のクラブが前田に興味を示している。 サイドバックを主戦場としているが、中盤やセンターバックとしてプレーすることもある。21/22シーズンは17歳ながらU-23チームでもプレーした。モーリスレベロトーナメントでは第3戦で年代別日本代表デビューを果たしている。
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