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コロナ禍と比較!約100年前の「スペインかぜ」大流行当時の様子

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コスモポリタン

新型コロナウイルスの感染拡大によって、オンラインデートや一定の距離を保った状態でのコミュニケーションなど、新しいデート方法が模索されている昨今。人類史上でパンデミックを迎えたのはこれが初めてではないと考えると、当時の恋愛事情も気になるはず。 そこで本記事では、約100年前に起こった「スペインかぜ」によるパンデミック下で浸透した生活様式やデート対策を、<コスモポリタン アメリカ版>からお届けします。現在と比較してみると興味深いはず。

「スペインかぜ」の当時の状況

1918年から1920年にかけて猛威を振るった「スペインかぜ(インフルエンザ)」では、 世界中で5000万人の死者が出るという悲惨な状況だったよう。(新型コロナウイルスによる死者数は、世界で累計91万人超え。※2020年9月初旬現在) 当時の新聞に書かれていた、「外出自粛要請が解除に。学校やアミューズメントパークが再開の兆し--Chattanooga News, 1918」という見出しから察するに、コロナ禍のように外出自粛の措置がとられていたよう。 現在と同じように、人が大勢集まるイベントなどは中止され、“新たな出会い”の機会は激減。米イエール大学の医学研究科のナオミ・ロジャーズ教授によると、「サーカスやカーニバルは、感染拡大の第1・第2波は中止されることが多かった」とのこと。 一方で家にテレビがなかった当時、情報の伝達手段として映画を活用することがあったため、映画館を閉鎖することは難しかったのだそう。 「屋内に人が集まることは危険とされていましたが、保健省からの忠告やルールなどを人々に知らせる手段として映画を使う必要があったのです」

キスは禁止!?

口づけはパンデミックに関係なく、それ以前からタブー視される傾向にあったそうで、1890年の新聞には「キスの危険性」という見出しが出たほど。 そしてインフルエンザが広がり始めると、アメリカの各都市で「キス禁止」が要請されるようになったそう。 「MyHeritage」 の研究者であるロイ・マンデルさんによると、「特に、戦争から帰ってきた兵士たちは国外からウイルスを持ち帰ってしまった可能性があるので、キスは厳しく禁止されていました」とのこと。 ただし、すべての人が「キス禁止の要請」を守ることができたわけではないそう。 マンデルさんの調査によると、オハイオ州の都市シンシナティでは、当時800人の兵士が戦争から帰還したにも関わらず、キスを取り締まらなかったため窮地に陥ったとの記事が。また、スペインの都市マドリードでは、道端で自身の妻にキスをした男性が逮捕されるという出来事も。 また、キスをするために「キススクリーン」という発明も! これは唇の間に挟める卓球のラケットのようなもので、直接的に接触することを避けてキスをすることができたそう。 「当時の人々にとっても、この『キススクリーン』は面白い存在だったようですが…」

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