長友佑都、引退試合の中村憲剛さんの凄み語る「パスの質が圧倒的…自分も犬のように気持ちよく走れた」
サッカー元日本代表MFで川崎Fで活躍した中村憲剛さん(44)の引退試合(U等々力)が14日に行われた。中村さんと日本代表で共闘したDF長友佑都(38=FC東京)が出場し、先輩の門出を祝福した。 【写真】<中村憲剛引退試合>試合後、大勢の仲間に囲まれ寿司桶を掲げる中村憲剛氏(中央) 引退試合後、中村さんから学んだことを問われた長友は「試合に出た時の振る舞いだけじゃなくて、試合出ないときの立ち振る舞いから学んだ。試合に出られなくても、それでもチームのためにというところは先輩方から学んだ」と語った。 中村さんと長友は、ともに2010年W杯南アフリカ大会の日本代表メンバーに選出されるなど、日の丸を背負って共闘した。中村さんの凄みについて「次にプレーがしやすいパスとか、トラップしやすいパスとか、言葉というよりパス1つに全てが詰まっていた。パスの質が圧倒的に高かった。ああいううまい選手が(ボールを)持つと自分も犬のように気持ちよく走れましたね」と語った。 「技術はいつまでも落ちない。学ばされますね」と刺激を受けた様子だった。