自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文3)コロナ禍の学生支援は?
国民投票時の情報発信を丁寧にする必要がある
河野:今、自由民主党が提案をしている自衛隊の明記、緊急事態、あるいは私立の教育、合区の問題、この4つに、おそらく野党側からもいろいろなご提案があるでしょうから、それを国会でしっかりと議論して、だいたい合意に至るよねというところから順番に国民投票にかけていくということになるんだろうと思います。 そういう意味で国民投票のときにどういうやり方をするのかというような情報発信というのをやはり丁寧にやっていく必要があるのかなと思います。 牧島:続いて岸田候補、お願いします。 岸田:自民党が掲げている憲法改正の4つのたたき台素案、これはどれも現代的な課題であり、改正、しっかりと実現しなければならないと強く思っています。そしてその際に、長年憲法改正に取り組んでこられた皆さま方のご努力、これには心から敬意を表し申し上げますが、併せて今後こうした思いをどれだけ広げることができるか、これがポイントになるのではないかと思っています。 私も自民党政調会長のときに地方政調会ということで全国を回りながらさまざまな政治課題、この市民対話を行ってきました。その際に憲法をしっかり取り上げて市民の皆さんと対話を行ったんですが、そのときの反応、自民党はこんなことを考えていたんですか、あるいは憲法改正ってこんなことだったんですか、初めて知りましたという反応があった、ものすごい手応えを感じました。ぜひ国民投票法につなげるためにこうした理解を広めていきたいと思っています。 吉川:次に女性局から質問いたします。三重県連、山本佐知子女性局長、お願いいたします。 【書き起こし】自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会 全文4に続く