自民総裁選 党青年局・女性局の公開討論会(全文3)コロナ禍の学生支援は?
プッシュ型で間をつくらない政治
野田:少し前に非正規、パート、アルバイト、女性たちのシフト減で所得が減ってもそこに支援金が出るっていうことをつくったんですけれども、ほとんど周知徹底されていなかったということで、自民党の女性議員たちから問題提起があって、確か女性局のほうのTwitterとかさまざまなSNSを使って届けてくれたということを感謝します。 これはもう今に始まったことではなくて、福祉とかそういう手だてっていうのは、申請ですから、自分から言わないと届かない。これは障害もそうです。基本的にはやっぱりこういう有事の際はプッシュ型で事業者からシフト減しました、雇用、しましたという連絡をもらったら速やかにこういうものがあるよっていうプッシュ型があれば、その間、ロスタイムをつくらずに孤立を防ぐことができるんじゃないか。そういう、コロナ禍のそういう女性だけではなくて、福祉全般、基本的にはこれからプッシュ型で間をつくらないっていう政治をしていく、そういう所存です。 吉川:続いて河野候補、お願いいたします。 河野:女性の孤立、孤独、幾つかのケースがあるんだと思います。例えばコロナが怖くてなかなか外に出られない高齢の方。これは例えばオンラインでいろいろやり取りをするサポートをすることができます。あるいは、一人親であったり非正規でコロナで職を失った、収入を失ってしまった方。こういう方は本来、政府がデジタル化して、プッシュ型で必要な支援を必要な方にお届けをすることができる。さまざまなことがデジタルの力を使えばできるようになります。行政のデジタル化というものをこのコロナ禍で真剣に進めて、こうした方が孤立しないように、孤独に陥らないように、また経済的な困窮にならないように、政府の側からしっかり手を差し伸べることができるような行政にしてまいりたいと思います。
時代に合った憲法にするための取り組み進める
牧島:続いて青年部、青年局から質問いたします。愛知県連、森喜隆青年局常任理事、お願いいたします。 森:よろしくお願いいたします。先ほど来の質問にもございますとおり、足元では新型コロナウイルス感染症の対策、そして経済対策は喫緊の課題となります一方で、【*******立法府***01:02:42】、これは国内のみならず国際競争力を高めるためにも憲法改正は待ったなし、重要な課題であると認識をしております。国内世論また党内議論を踏まえつつ、具体的に改正すべき内容、また時間軸、これを含めた今後の展望について【*********01:03:01】。 牧島:質問は憲法改正についてです。それでは高市候補、お願いします。 高市:憲法改正につきましては自民党の立党宣言のときから、まさに戦後間もなくのときから多くの諸先輩方が自分たちの手による憲法を作っていこう、こういう意思を示してこられました。そして、どこの党よりも早く全条文そろえた草案も作成をいたしました。今の憲法、どうしても今の技術革新ですとか安全保障環境ですとか、それから、また社会の変化に追い付いていません。その憲法が足かせになって必要な法整備ができないということが多々起きております。 多くの自民党国会議員が議員立法する中で、それは痛感をしていることでございますので、特に私たちの命を守る、緊急事態条項、私は重視をいたしておりますけれども、このほかにも時代に合った憲法にしていく、そのための取り組みを進めます。これはやっぱり審査会の回数を増やさなければいけないと思っております。 牧島:続いて野田候補、お願いします。 野田:国民投票法が成立いたしました。これから4項目について今、お話があるように、国民的な議論を始めていくことになります。例えば1項目1枚の投票用紙で賛成・反対を投じるということすら、なかなかご存じない方が多いと思います。そういうところから始めていきましょう。そして私たちは立法府の一員として、責任【果たしが 01:04:41】、良いという【思う総理になった 01:04:42】、その動きを見守る立場でありますけれども、しっかり取り組んで。 もう1つ心配事は、少し前に日本財団というところが18歳の日本人に憲法前文を読んでもらった統計が出ました。前文の言葉が分からないと、今の学校で教わっている日本語ではない言葉が多い。そういうところも丁寧に国民、若い国民にしっかりと範を示すように自民党が率先していきたいと、そう考えています。 牧島:続いて河野候補、お願いします。