「外傷もないのになぜ死んでしまったのか…」辺野古の海岸にウミガメの死骸 消化器にも異物は見つからず
沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ横の海岸で23日、絶滅危惧種のアオウミガメの死骸が見つかった。美ら海水族館のスタッフが回収して解剖したが、消化器官から異物は見つからず、死因は特定できなかった。 【写真】10年前に漂着した体長4.8メートルの死骸、実は貴重な発見だった 骨格標本を展示 ウミガメは全長約50センチ、横幅約30センチで目立った外傷は見られなかった。午前11時10分ごろ、岸から10メートルほどの海上で死んで浮かんでいたところを、山口陽子さん=宜野座村=らが発見し、陸に引き上げた。 山口さんは「外傷もないので、なぜ死んでしまったのか気になる」と心配そうに話した。 (北部報道部・西倉悟朗)