九州電力が家庭向けの一部で電気料金を2・7%引き上げ…全体の2割の100万件が対象
九州電力は28日、家庭用の一部と、すべての業務用の電気料金を2025年4月以降、順次改定すると発表した。夜間の電気の調達コストが上昇しているためとしており、平均的な使用量の場合、対象となる家庭では2・7%の引き上げとなる。 【グラフ】九電の業績の推移
家庭向けなどの低圧契約では、全体の約2割の100万件が対象となる。16年以前に契約したオール電化プランなどで、平均的な使用量の場合、月額料金が改定前と比べ453円増の1万7472円となる。業務用の高圧や特別高圧では1割上がるケースもあるとしている。
プランの変更で料金が下がる場合もあり、九電は対象者にプランの見直しを呼びかける。