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放送開始したドラマ『浦安鉄筋家族』、コンプライアンスにあえて逆らう挑戦も?

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マグミクス

テレ東の人気枠「ドラマ24」での実写化

 1993年から「週刊少年チャンピオン」で連載がスタートした浜岡賢次氏の人気マンガ『浦安鉄筋家族』が、初めて実写ドラマ化されました。『モテキ』や『バイプレイヤーズ』などの人気ドラマを生み出したテレビ東京系の深夜枠「ドラマ24」にて、2020年4月10日(金)から放送されています。 【動画】『浦安鉄筋家族』ぶっ飛んだ原作の再現ぶりがわかる予告編  原作は千葉県浦安市に住む超元気な小学生・大沢木小鉄とその家族、小鉄の仲間たちを中心にしたギャグマンガですが、今回の実写ドラマでは小鉄の父親であるタクシー運転手の大鉄が主人公になっています。「ドラマ24」でおなじみ、「勇者ヨシヒコ」シリーズに無責任な仏役でレギュラー出演していた個性派俳優・佐藤二朗さんが大鉄に扮しています。  大沢木家の要である妻・順子には、倉田アクションクラブに通ったこともある、アクションを得意とする水野美紀さん。長女の桜は、NHK朝ドラ『まんぷく』で注目を集めた岸井ゆきのさん。主演映画『愛はなんだ』(2019年)でも、素晴らしいコメディエンヌぶりを見せていました。ニートな長男・晴郎は、脚本を担当する上田誠さんと同じ劇団「ヨーロッパ企画」に所属する本多力さん。舞台で鍛えたアドリブが期待できそうです。  小鉄は映画『人魚の眠る家』(2018年)などに出演した人気子役の斎藤汰鷹くん。クリクリの坊主頭が、小鉄そっくり。おじいちゃんの金鉄には、「アホの坂田」の呼び名で知られるレジェンドコメディアンの坂田利夫さんです。深夜ドラマとして、いい感じの配役ではないでしょうか。  記念すべき一発目(第1話)は、タクシーを運転する大鉄が、後部シートにお客(滝藤賢一)を乗せたまま、ご飯を食べるために自宅へと爆走するシーンから始まりました。原作どおりのデタラメなキャラです。そして、食卓には山盛り状態の「たまごフライ」が。この「たまごフライ」は、浦安市民が愛して止まない地元のソウルフードだそうです。  パッと見はメンチカツのように映る「たまごフライ」ですが、擦った山芋、みじん切りにしたタマネギ、卵を混ぜ合わせて揚げたものだそうです。こんがりとキツネ色に揚がった「たまごフライ」はとても美味しそうです。  いきなり「たまごフライ」で視聴者の胃袋をつかもうという演出。深夜の飯テロと恐れられた「ドラマ24」のキラーコンテンツ『孤独のグルメ』のファン層を狙った戦略ではないでしょうか。人気マンガの知名度に頼った安直な企画に見せかけ、実はかなりしたたかな番組のようです。

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