ロバート・パティンソン&ゾーイ・クラヴィッツ『ザ・バットマン』インタビュー映像
今年3月より劇場公開された、ロバート・パティンソン主演のバットマン単独映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のブルーレイ&DVDが本日(6日)より発売開始となり、若きバットマンを演じたロバート・パティンソンとキャットウーマンを演じたゾーイ・クラヴィッツのスペシャルインタビュー映像が解禁となった。バットスーツを着用しての演技や、今作で描かれるバットマンへの印象をロバート自身が語るほか、ゾーイは、スタントコーディネーターとのエピソードやペンギン姿のコリン・ファレルを目にした時の感想など、貴重な内容となっている。 【動画】ロブ&ゾーイのインタビュー映像 本作は、”バットマン”となって2年目のブルース・ウェインが、悪を制することを決めたものの、史上最狂の知能犯リドラーによって、彼にまつわる隠された嘘が暴かれ、追い詰められていく、謎解きサスペンス・アクション。 インタビュー映像では、バットマン/ブルース・ウェインを演じたロバート・パティンソンがバットスーツについて語る様子からはじまる。ロバートは、「バットスーツを着ると、自分がすごく強くなった気分になるんだ。体格が10倍大きくなった気がして、力がみなぎるんだ」とスーツがもたらすパワーに触れると同時に、「でもたった10分ほど軽く動き回るだけで、汗びっしょりになる」とその苦労も打ち明けている。 マスクをつけての演技もかなり悩んだようで、「早い段階で普通の役よりもずっと難しいと気付いたよ。他の役柄にはないような、独特の難しさがあった」と この役柄ならではの大変さも語る。数々の作品の出演してきたロバートでさえ「今まで自分が習得してきた演じ方は、まるで役に立たない。全く違う伝え方を学ぶ必要があった。最初は怖かったよ」と話す。 「どんなに頑張っても、スーツ越しでは何も伝わらない気がした。でも少しの動きでも象徴的なマスクの存在感で、多くが伝わると気付いたんだ。表情でいろいろ演技をする以上にね」と、多くの学びがあったことも明かしてくれた。 続けて、今作のバットマンの印象を「全てに手作り感があって、本当に人が作った感じがする」と言い、リアリティを超えた技術を駆使するのではなく、地下室やアイテムをブルース自身がつくっているように感じられる部分に親近感を持っていると話す。「大金持ちではあるけど、彼は普通の人間だ。そこが魅力だよね。資金と根気さえあれば作れると感じられるのがいいね」とキャラクターへの想いを語っている。 一方、キャットウーマンを演じたゾーイは、本編でも華麗なアクションを披露しているが、スタントコーディネーターを務めたロバート・アロンゾとは小さい頃からの知り合いだったそうで「実は7歳の頃、彼にテコンドーを習ってたの。今回、久しぶりに再会できてうれしかったわ。本作のために子どもの頃から訓練してたってことね!(笑) それは冗談だけど、彼がリアルさを大事にしてくれてよかった」と知られざるエピソードとともに、アクションシーンへのこだわりを明かしている。 また、特殊メイクにより、”別人すぎてわからない”と大変話題にもなったペンギン役のコリン・ファレルを見た時、「本当に驚いたわ。信じられなかった!」「入ってきたコリンを見て、ウソでしょ!?って! 信じられなかったわ!」とその時の衝撃を振り返った。「目の前まで来たので、なんとかコリンの面影を探したけど、見つからなかった。本作以外で彼にあまり会ったことがないから、いまだにコリンをよく知らない気がする。あのペンギンの顔でしか接してなかったから。撮影後に帰ろうとする彼を見て、あれは誰?”ってなった。でも動作や歩き方、話し方でペンギンを現実のものにしたのはコリンよ。本当に完璧にあのキャラクターを演じてた」と、その役作りを称賛している。