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“鯛”を食材に個性打ち出す

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山形新聞

 鶴岡市のあつみ温泉の名物にしようと、あつみ観光協会(若松邦彦会長)は8日、庄内浜の代表的な魚タイを使った料理の試食会を同温泉の萬国屋で開いた。新型コロナウイルスの影響で厳しい経営が続く中、同温泉の全7旅館がタイを食材に個性を打ち出し、消費拡大と誘客を図る。  関係者約30人が出席し、「三度美味(おい)しい鯛(たい)の朝食」(萬国屋)と「鯛の麦切り~冷製パスタ風」(高見屋別邸久遠)を試食した。ほかに▽温海の藻塩と温海杉を使った真鯛の杉板焼きなど3品(たちばなや)▽鯛のかぶと揚げ(瀧の屋)▽昆布締め鯛のカルパッチョ(かしわや旅館)▽鯛の蒸し物(あつみホテル温海荘)▽鯛のぽん酢風味焼き(東屋旅館)-が並んだ。  ほとんどの料理は各旅館で既に提供している。このうち「三度-」は、たい飯の後にタイの刺身をごまだれで味わい、さらに刺身をたい飯にのせ、タイのだし汁をかけて薬味と一緒に食べる。イベント運営などを手掛けるYUKAI社長の五十嵐公行さん(60)=同市湯温海=は「さまざまな味が楽しめる。地元食材の良さを再認識した」と話していた。

 同協会によると、先月の温泉全体での売り上げは例年同期の7割ほどという。若松会長は「旅館が動かないと、魚が売れないなど全てがマイナスになる。全国に『鯛料理のあつみ温泉』を発信したい」と話している。

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