「十分な量のワクチンが確保できる見込み。慌てず、冷静な対応を」自衛隊の大規模接種会場の会場や日程について鬼木防衛副大臣が説明
鬼木誠防衛副大臣は18日夕方、自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場の概要について説明、「十分な量のワクチンが確保できる見込みなので、慌てず、冷静な対応をお願いする」と呼びかけた。概要は以下の通り。 【映像】受験直前“濃厚接触者”に…悔やむ家族「ごめんね」
■「第3回目の接種となる方のみを対象」 Q.会場と日程は? A.東京会場は大手町合同庁舎3号館(東京都千代田区)を使用し、1月31日から1日720回の接種能力をもって開始、その後も施設整備を継続し、2月6日は終日会場を閉鎖して移行作業を行った上、7日からは1日2160回へ接種能力を拡大する。 大阪会場は堺筋八木ビル(大阪市中央区)が最有力候補との結論に至った。推算では960回程度の接種能力を確保できるのではないかと見込んでいる。すでに利用について管理者との協議を開始しており、2月7日に開設できるよう準備を進める。 運営期間はいずれも7月31日までを予定しているが、予約状況により短縮する可能性もある。 Q.ワクチンの種類は? A.ワクチンは武田/モデルナ社とする。 Q.対象者は? A.第3回目の接種となる方とする。1回目、2回目の方への接種は行わない。接種券を有する第3回目の方で、2回目の接種から必要な間隔が経過している18歳以上の方であれば、年齢・居住地に関わらず接種する。無用な混乱を避けるため、予約の無い方、接種券が無い方の接種は行わない。予め予約した上で、接種券のご持参をお願いしたい。 Q.予約方法は? A.東京会場は1月28日から、大阪会場は2月4日から、専用ウェブサイトに加え、LINE・電話による予約も受け付ける。詳細は改めてお知らせする。
■「不安な気持ちを抱く国民の皆さんに少しでも寄り添えるよう全力」 最後に鬼木副大臣は「大規模接種会場が速やかに開設できるよう、休みを返上して取り組んでいる隊員。離島などからコロナ患者の緊急輸送に取り組む隊員。全国の自衛隊病院においてコロナ患者の治療にあたる隊員。また、昨日までは沖縄県の2つの病院で医療支援に取り組んでいる隊員もいた。オミクロン株が蔓延する中、不安な気持ちを抱く国民の皆さんに少しでも寄り添えるよう、防衛省・自衛隊は全力を挙げる」と話した。(ABEMA NEWS)