親子で鉄旅!サンライズ瀬戸・出雲は個室寝台の設備がデラックスでびっくり!【漫画の作者に聞く】
鉄道好きのお子さん〝子鉄〟の「ゆーちゃん」と一緒に、全国の観光列車や名所を旅する様子を臨場感たっぷりに描き、SNSに投稿している関西在住のあつこ(@atsuko9581)さん。その中から、以前ゴールデンウイークに首都圏へ旅したときの作品を紹介する。千葉から都内に戻り、サンライズ出雲・瀬戸で関西に帰るエピソードで、漫画に込めた思いなどを作者に聞いてみた。 ■漫画の本編を読む 千葉の鉄道スポット「ポッポの丘」から都内へ戻ってきたあつこさんファミリー。銀座で食事をしたあと、東京駅のライトアップをバックに記念写真を撮り、寝台特急サンライズ出雲・瀬戸に乗り込む。 A寝台のシングルDXは初めてということで、車内をいろいろと探検してみる。 ゆーちゃんは専用のシャワールームで、カード式のシャワーに挑戦。お湯が出るのは6分間だが、止めながら使うので2分余ったようだ。そのあとは、さすがに旅の疲れが出たのがぐっすり眠ってしまった。空が明るくなってきたのは神戸のあたり。〝鉄分たっぷり〟の長かった旅もいよいよラストだ。 ■寝台列車は誰もいない駅を通過する車窓がロマンティック サンライズには以前乗車したことがあったあつこさん。今回の個室「A寝台シングルDX(デラックス)」は初めてだったそう。「以前乗ったときは、B寝台とのびのびシートでした。二段ベッドのB寝台もめちゃくちゃすてきでした。のびのびシートは旦那は2回目です」。のびのび~とは、ベッドが設置されず絨毯(床)に直接寝るタイプのスペース。その分、料金は格安になる。 「寝台列車は乗ること自体がもうワクワクなイベントです。豪華列車は手が届かないし、手頃な価格で乗れる寝台列車はもうサンライズのみ」とあつこさん。おすすめなのは「まず車窓がすてきです!夜の誰もいない駅を通過する車窓がロマンティック。横になりながら電柱がどんどん後ろに過ぎるのを眺めたり、線路のガタゴト音を寝転がって聞いてると、なんだか不思議な夢を見てるみたいでおもしろいです。そして、旦那いわく『車窓に見るのぼる朝日がファンタスティック!!!』(笑) 。これはサンライズの名前通りですてきです」 取材・文=折笠隆