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高校テニス「最後の全国大会」実現 コロナ禍、3年生対象 強豪・札幌藻岩高のOB企画

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北海道新聞

 高校テニスの強豪・札幌藻岩高OBが企画した全国大会(11月・群馬県高崎市)の地方予選が各地で始まり、6日には札幌手稲稲積公園コートで道予選が開かれた。新型コロナウイルスの影響で集大成の舞台を奪われた高校3年生が対象。道代表に決まった男女4人は「この大会がなければ、高校最後の全国への道はなかった。本当にありがたい」と喜びをかみしめた。  テニスなど対戦型競技は、全国高校総体などの中止を受けた代替大会の多くが地方大会までだった。道予選には男子17人、女子5人が出場。優勝、準優勝の計4人が、本戦の「全国高3テニス チャレンジトーナメント」に出場する。女子優勝の北星学園女子高の小田島緒聖弥(おとね)選手は「まさか全国なんて。もう引退したつもりだったのに」と話す。  大会を企画したのは、札幌市出身でテニスコーチの派遣などを手がける「Nexus」(東京)社長の高松伸吾さん(42)。総体の出場経験があり、「テニスで人生が変わった」という。コロナ禍で高校の各大会が軒並み中止となる中、「誰も動かないなら自分がやる」と、5月に全国大会開催を目指すプロジェクトチームを結成した。  テニス関係者のほか、感染防止策に詳しい特殊清掃業者も加え、独自のマニュアルを作成。NTTドコモと交渉し、地方大会からの全試合でライブ配信を実現した。後援を決めたスポーツ庁の担当者は「民間でここまでやる大会は初めて」と驚いていたという。  地方予選は北海道から沖縄まで全国10会場で計約420人がエントリー。道予選を見守った高松さんは「勝った子も負けた子も明るい顔だった。それだけで報われる」と話していた。

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