「あいつは死んだほうがいい!」婦女暴行“ミスター慶応” 祖父が明かした「示談交渉」
祖父は「ニワトリ(生活保護者)は、放っといても卵(金)を生む」が口癖といい、各施設に「今日、ニワトリは何人?」と連絡を入れるのが日課だという。 「その会長を間近で見て育ったのが孫の陽太でした。実際、幼い頃から彼は施設の寮長などを顎で使っていました」(前出・知人)
「この世では絶対会わないから」
12月20日、祖父を訪ねると渋面で捲し立てた。 「あの野郎は死んだほうがいいんだよ。貴乃花が(付け人に暴力を振るった元弟子の)貴ノ岩に『10年会わない』って言ったね。俺、あんなクズはもう二度と見たくない。死んでもらったほうがいいと親戚全部、言っている。俺は裸一貫からやった男でね。学校行っていないの。ただ、俺、足し算、引き算がうまいだけ。ゼロから始まった男だから。365日無休で働いてよぉ。もう80(歳)だよ。万が一(渡邉が)出てきても、この世では絶対会わないから。俺も頑固だしね」 だが、祖父を知る施設関係者はこう明かす。 「会長は11月上旬、陽太と面会したそうです。『そろそろ示談が成立しそうだ。お前のためならいくらでも金を出す。大した額じゃないんだから』と陽太を励ました、と言っていました」 その後、祖父は示談交渉の進展について、こう周囲に語ったという。 「1人目の(被害女性の)示談金は300万以上だった。最初、150万で交渉したんだけど、被害者の親が値段を釣り上げてきたんや。2人目の示談金は共犯の男と折半で500万円。その男の親が貧乏だから俺が立て替えたんだよ」 だが、祖父の奮闘虚しく、公判では実刑判決が下される可能性が高い。 渡邉に罪の意識はなく、「なんで逮捕されたの」と唖然としているという。 ◆◆◆ 12月3日(木)発売の「週刊文春」では、祖父や父が経営する会社で役員に就任していた事実や、無軌道な振る舞いなど、渡邉の近況を詳報している。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年1月3・10日号