飛騨市で「助け合い」キャンペーン 土産物をお得な詰め合わせでネット販売
ネット販売に明るい飛騨市内の事業者が、新型コロナウイルスの影響で売れ残った市内各社の土産物などを自社製品とともにネットで販売する「助け合い」キャンペーンが岐阜県飛騨市で始まりました。 飛騨市が「助け合い」をテーマに始めたキャンペーンでは、市内の造り酒屋や老舗旅館など早くからネット通販に取り組んできた事業者が、コロナによる観光客減少で売れ残り苦境にある市内各社の土産物や特産品を仕入れて、お得な詰め合わせにしてネットで販売するものです。 造り酒屋の場合、日本酒に合う地元の品をセットに加えることで商品価値を上げることができるといい、さらに市は、注文1件に対して送料500円まで支援します。 飛騨市役所で決起会があり、ネットで販売する事業者側の代表7人が、自社の製品に飛騨牛やラーメン、甘露煮など飛騨の味を詰めあわせたお得なセットをPRしました。 市地域振興課の上田昌子さんは、「小さい町だからこそできる助け合い。みんなで盛り上げていきたい」と話していました。