色紙に「創意」の文字 竜王戦4連覇の藤井聡太七冠が会見 「工夫を重ね、将棋を高める」 鹿児島・指宿市
鹿児島テレビ
将棋の最高タイトル戦「竜王戦」で4連覇を達成した藤井聡太七冠。 一夜明けた12月13日、会場となった鹿児島県指宿市で会見を開き、これからも工夫を重ねて自らの将棋を高めていく決意を語りました。 将棋の竜王戦第6局は、11日と12日の2日間に渡って、指宿市で行われ、タイトルホルダーの藤井聡太七冠が、挑戦者の佐々木勇気八段を破り、竜王戦4連覇を達成しました。 タイトル防衛から一夜明けた13日、藤井七冠は将棋の駒の形をした竜王戦の看板の前に立ち、はにかんだ表情で記念撮影に臨みました。 続いて行われた会見で、藤井七冠が示した色紙には直筆の「創意」の文字が。 藤井聡太七冠 「今回のシリーズで、佐々木八段の序盤の作戦やその後の指し手も含めて様々な工夫を感じて、私自身そういったところを取り入れていければという気持ちと、工夫のある一手や納得できるような将棋を指せたらとの気持ちで書いた。苦しい将棋も多かったシリーズだったので、それだけに防衛という結果をうれしく感じている」 また、自身にとって2度目の対局の場所となった指宿、そして鹿児島については次のように語りました。 藤井聡太七冠 「砂蒸し温泉には実は入っていないが、温泉はこの3日間楽しんで、それもあって対局の2日間通して良い状態で臨めたと感じている。機会があれば(鹿児島の)他の所も巡ってみられたらと思っている」
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