横浜DeNAの“歴代最強”捕手5人(5)低迷期支えた巧打の捕手
球史を振り返れば、どの球団にもポジションの代名詞と言える名選手がいるものだ。強いチームには、必ず確固たる地位を築くレギュラー選手の存在がある。今回は、ポジション毎に球団を支えてきた偉大な選手たちを紹介する。(横浜DeNAベイスターズ・捕手編) 【表】セ・リーグ最強打者ランキングトップ10の移り変わり
低迷期支えた巧打の捕手
相川亮二(あいかわりょうじ) 投打:右投右打 身長/体重:183センチ/86キロ 生年月日:1976年7月11日 経歴:東京学館高 ドラフト:1994年ドラフト5位 ○オールスターゲーム出場:1回(2007年) ○アテネオリンピック出場(2004年) ○ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2006年) ※横浜在籍時のみ。ヤクルト時代にオールスター4回、第3回WBCに出場。 2000年代中盤~後半にかけての低迷期を支えた相川。攻守に堅実なプレーが光った。入団後はしばらく二軍で経験を積んだが、谷繁元信がフリーエージェント(FA)移籍した2002年に頭角を現し、04年に正捕手へ定着。同年開催されたアテネオリンピックの日本代表にも選出された。以降は司令塔としてチームの屋台骨となり、07年には打率.302(規定以上)をマークするなど巧打者ぶりを発揮した。 横浜時代の通算成績は、838試合出場、打率.259、613安打、39本塁打、231打点、6盗塁となっている。
ベースボールチャンネル編集部