鈴木ちなみ、シンガポールで子どものお誕生会。日本とはけた違いの大規模さに驚きと緊張が解けず…
こんにちは!シンガポールで3歳と11カ月の子ども2人と生活している鈴木ちなみです。こちらのたまひよオンラインでは海外での子育てを通して感じたことを連載しています。 【画像】移住先のシンガポールへ出発する際、空港で撮った家族写真 このシーズンになると子どもたちが誕生日を迎えるので「今年はどんなふうにお祝いしようかな」「どんなプレゼントがいいかな」と考えたり準備して忙しくなります。 さらにうれしいことに、子どものクラスメイトやご近所のお友だちの誕生日もたて続けにあったので毎週のように誕生日会に招いていただき「あの子には何のプレゼントがいいだろう」と贈り物もいろいろと考える時間がありました。プレゼントを買って、自宅でギフト包装をして、バースデイカードを付けて…と誕生日会の準備もだいぶこなれてきたように思います。
なぜか担任の先生がお誕生会を仲介してくれて…
今となると1年前、初めて保育園のクラスメイトに招待していただいたときのことを懐かしく感じます。当時はクラスメイトの親御さんの連絡先も知らなかったので、担任の先生から「〇〇のママから誕生日会の招待状をあなたに送るように言われたので送るね」と“Whatsapp”で連絡がきました。 画像で作られた招待状で、日時と場所とご両親の連絡先が記載されていました。いただいたものの、どうしていいかわからず眺めていたら2、3日後に担任の先生が「招待状に連絡先が載っていたでしょ。参加の可否を連絡しないとダメよ!」「あの子とはとても仲がいいからぜひ行ってね」と教えてくれました。確かに招待状に連絡先と『RSVP』と日付が書いてありました。そのときに初めて目にした『RSVP』という文字ですが「返信お願いします」という意味だとは知らず、そのままにしていたんです。 今思えばなぜ、先生が連絡するよう声をかけてくれたのか不思議ですがとても感謝しています。
初めてのお誕生会。子どもはお友だちと打ち解けるも、私は緊張がとけず…
移住の先輩たちから「シンガポールの子どもの誕生日会はね…」といろいろと話を聞いていたので、プレゼントを用意して気合いを入れて向かったのですが、想像していたよりも会場の規模が大きく足を踏み入れると萎縮してしまったのを覚えています。というのもきょうだいの誕生日をお祝いするため、きょうだいそれぞれのお友だちと会社の同僚の方も来ているようで、総勢100人ほど集まっていました。会場には子どもの好きなボールプール、バウンシーキャッスル、バルーンアーティスト、顔にペイントを施してくれるお姉さんも来ていてとても豪華な印象がありました。 子どもはすぐにお友だちを見つけて一緒に遊び始めました。当時はまだ2歳で会話もままならないし、保育園の様子も先生が共有してくれる写真だけで把握するのみでしたが、子どもたちが遊ぶ様子を見ていると、近い距離感で「本当に仲がいいんだな」とわかりました。 そして私はというと緊張が解けませんでした(笑)。会場で子どものあとを追って気持ちを紛らわしたり、食べ物や飲み物をとってみたり…移住してからこんなにも大きなパーティーに参加するのが初めてで「いつ帰れるのかな…」と感じたのを覚えています。バースデイケーキが出てきてみんなで歌を歌ってケーキをいただいてお開きでした。 一緒に参加した夫と「すごかったね」と終わったことにホッとして帰宅したのを覚えています。