デ・リフトとマズラウィ(C)Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは13日、バイエルン・ミュンヘンDFマタイス・デ・リフトとDFヌサイル・マズラウィの獲得を発表した。前者は2029年の6月まで、後者は2028年の6月まで。それぞれ延長オプション付きの契約となっている。 【2024年夏：8月最新】ひと目で大物移籍がわかる！ 欧州サッカー移籍まとめ一覧 昨季はFAカップを制したものの、プレミアリーグでは8位に終わったマンチェスター・U。トップ4フィニッシュを目指す新シーズンへ向け、テン・ハーグ監督の続投が決定。さらに、レニー・ヨロやジョシュア・ザークツィーら期待の若手新戦力が加入すると、ドルトムントのチャンピオンズリーグ決勝進出に導いたジェイドン・サンチョもレンタルから復帰している。 そのような状況下で、最終ラインの即戦力を迎え入れることに。25歳のデ・リフトは、2022年夏にバイエルンへ移籍。2シーズンで公式戦73試合に出場し、オランダ代表として今夏に行われたEURO2024にも参加していた。 マズラウィは右サイドバックを主戦場とする26歳。2022年夏にバイエルンへ移籍し、モロッコ代表として2022年のワールドカップでベスト4進出に貢献した。しかし、バイエルンでは昨シーズンのリーグ戦19試合の出場にとどまり、不満の残る1年を送っていた。 2人はアヤックスの下部組織出身。現在マンチェスター・Uを率いるテン・ハーグ監督の指揮下、2018-19シーズンにチャンピオンズリーグ4強に進出するなど、アヤックスを躍進させた中心メンバーだった。新天地で再会を果たすことになる。 現地の報道によると、デ・リフトは移籍金4500万ユーロ（約72億円）+ボーナス500万ユーロ（約8億円）、マズラウィは1500万ユーロ（約24億円）+ボーナス500万ユーロ（約8億円）でバイエルンと合意したとのこと。マンチェスター・Uは総額約112億円を投じてのダブル補強に成功した。