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いまがチャンス! “新しい趣味“を見つけるための5つのステップ

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ウィメンズヘルス

16歳で買ったギターは2014年から塵が積もったまま。あの頃は、思春期の心の痛みを和らげるため、ひたすら曲を書いていた。自分の気持ちが適切に表現された歌詞をキャッチーなメロディに乗せるのが楽しかった。ミュージカルを書き、ボイスレッスンを受け、1週間に1曲仕上げるほど音楽が人生の一部だったのに、あるとき全てやめてしまった。 というのも、大人としての責任が増えるにつれ、「音楽を続けるには忙しすぎる」と思ったから。“無駄なこと”に時間を使っている暇はない。ジャーナリストとしてのキャリアに役立たないなら、やって何の意味がある? でも、ソーシャルディスタンスを取ることが“ニューノーマル”になった瞬間、ノンストップのライフスタイルが急ブレーキを踏んだかのように突然止まった。いつの間にか仕事も人との交流も家でしている。夢にまで見た「自由な時間」が急に現れ、ギターが恋しくなってきた。 どうして外出自粛が始まるまでギターを触らなかったのか? 仕事が忙しかったから。米国労働統計局の調べによると、1995年から2018年の間に1週間の労働時間は8%長くなった。それにいまは空前の副業ブームで、少しでも時間があれば、電子書籍を書くか、ネットショップを開くか、ポッドキャストや動画を作るか。趣味をなくしたミレニアル世代が“バーンアウト世代”と呼ばれるのも当たり前。 「現代では誰もが急き立てられています」と話すのは心理学者のテリ・バコウ博士。「現代人、特に女性は自分に余暇を与えません。現代の文化が、それを禁じているからです」。でも、余暇(目的を定めずに楽しいことをするだけの時間)はメンタルヘルスにとってプラス。バコウ博士によると、仕事や家事以外の趣味を持てばアイデンティティが多様化する。つまり、教師、母親、上司としてのアイデンティティだけでなく、多数の趣味とスキルを持ち合わせた複合的な人物になれるということ。 ひとりの時間を充実させると、プレッシャーから解放されて、趣味が感情の吐き出し口に思えてくる。ギターをかき鳴らした瞬間、心が落ち着く。これには科学的な裏付けもある。行動医学会年報『The Annals of Behavioral Medicine』に掲載された論文によると、趣味は実際にストレスを軽減し、心拍数を低下させる。「そんなの当然」と思うかもしれないけれど、余暇の重要性に科学的な裏付けがあるのは悪いことじゃないでしょう? その内容をアメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。 ジャーナリストとしての仕事をやめて、ミュージカルの道を選ぶことはないけれど、趣味は誰にでもあっていい。新しい趣味を始めたいなら、いまがチャンス!

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