寒空の下で楽しむラーメンとそば 山形で「ラーメン県そば王国フェスタ」
本県が誇る多様なラーメンとそばをPRする「ラーメン県そば王国」フェスタinやまがたが7日、山形市のやまぎん県民ホールイベント広場で開かれた。県内8団体が販売し、寒空の下で大勢の来場者が熱々の食べ比べを楽しんだ。県が魅力を発信するため募ったロゴマークも発表された。 県は「ラーメン県そば王国」を商標登録しており、フェスタは消費拡大や観光誘客が狙い。今年3月に続き開催し、山形、米沢、南陽、酒田、鶴岡の各市と最上地域の温かいラーメン、河北町の肉そば(温・冷の両方)が提供された。 午前10時の開始前から並んだ山形市蔵王成沢、会社員佐藤良一さん(63)は酒田のラーメンを選び「ちょうど食べに行きたいと思っていた。寒い中で食べるとなおおいしい」。友人2人と旅行中に訪れたさいたま市の会社員渡辺拓さん(23)は「さまざまな味が楽しめて大満足」と笑顔だった。「新庄最上 愛をとりもつラーメンの会」の庄司吉光さん(71)=真室川町=は「次は各地域に足を運んでほしい」と期待した。
ロゴマークは、アスタリスクデザイン(東京)が作成した丸や直線、曲線などを使ってラーメンとそばを表現したものが選ばれた。山形市出身の武田容昌社長(47)が会場で行われたセレモニーに出席し、「世界にも通じ、子どもでも分かるようなデザインにした」と紹介した。今後の広報活動で活用する。