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【プレイバック】興國が全国大会初出場に王手

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高校サッカードットコム

大会開催の延期が相次ぐが、サッカーの炎は絶やすな! 過去の熱線をプレイバック! 【2019.11.10 第98回全国高校サッカー選手権大阪予選 準決勝 近大附 vs 興國】 【フォトギャラリー】近大附 vs 興國  11月10日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選準決勝がヤンマーフィールド長居で行われ、近大附と興國のプリンスリーグ関西勢同士の対戦となった一戦は後半途中出場、7番FW山崎希一の2ゴールの活躍もあり興國が3-1で近大附を下した。勝利した興國は11月16日にヤンマースタジアム長居で行われる決勝に進出し、全国大会出場をかけて阪南大高と対戦する。 ゴールを決めた瞬間7番FW山崎希一(3年)がスタンドの方向に一直線に走る。「今年(3年)はベンチ外の選手がチームの為になることしかしない。こんなに気持ちいい学年は初めて」(興國・内野監督)この言葉を象徴したシーンだった。山崎はスタンドまで走ると仲間たちとハイタッチ。「応援団の中の(試合に出られない)Aチームの子にゴールを決めたら行くって約束していたんで行けてよかったです」(興國・7番FW山崎希一)山崎自身も2年生にスタメンの座を譲る形になっているものの、腐ることなくスーパーサブとしてチームの為に戦っている。「疲れてきた時に、シュートがうまくてアジリティが高い山崎が出てきたら相手も嫌でしょ」と内野監督も信頼を寄せる。個人の能力の高さに加え、この団結感が今年の興國の強みだろう。内野監督は「昨日もベンチ外の子がすし屋でマグロを食べてきたって言うんですよ」対戦相手が附属している近畿大学がマグロで有名なので、それを喰うという願掛けだ。「そこのすし屋が近大のマグロを使っているのかは知らないけど(笑)」と嬉しそうに語った。ベンチ外の選手が腐らず、練習でもチームの為に声を沢山出しているという。「決勝でも試合に出れたらゴールを決めてチームの勝利に貢献したい」と殊勲の山崎は意気込みを語った。全国大会初出場に王手をかけた興國がチーム一丸となって突き進む。 試合は序盤、ショートパス主体でサイドを変えながら機を見て仕掛ける興國に対し近大附が素早いカウンターで応戦する。最初の決定機は近大附。11分、近大附は縦のロングボールで右サイドを突破し18番FW森圭がGKの頭上を越えるシュートを放つもゴールポストに弾かれ惜しくもノーゴール。29分にも近大附にチャンス。右サイドで相手DFからボールを奪うとカウンター発動。左サイドにパスを繋ぎ7番MF中島紳作がファーサイドにシュートを放つが惜しくも枠外に外れてしまいこのチャンスもゴールに繋がらない。ピンチを凌いだ興國は前半のラストプレーをモノにする。40分、18番MF下村和暉が左サイドからクロスを上げると、ファーで11番南拓都が頭で折り返し、中央で待っていた9番FW杉浦力斗が冷静に決めてゴール。そのまま前半を興國が1点リードで終了。 後半、近大附はプレス開始の位置を高めに設定し興國を押し込む。しかしチャンスは作るもののオフサイドにかかるか、興國1番GK田川知樹のセーブに合いゴールを奪えない。近大附がチャンスを掴めないでいると興國に追加点が入る。71分、興國は右サイドで11番MF南拓都からボールを受けた8番DF高安孝幸からのクロスに「ボールサイドに寄らずにファーポストで待つ」事を心掛けたという交代出場の7番FW山崎希一が押し込みゴール。しかし1分後の72分、近大附は左サイドから11番FW小川凌聖がクロスを上げると、9番FW金岡俊孝がファーから中央の8番FW松山潤にパスしGKを外す。これを松山が流し込みゴール。近大附がすぐさま1点差に詰め寄る。逃げ切りたい興國はコーナーにボールを集め時間を使う。そして試合終了間際の80+4分、興國は左サイドでボールを受けた7番FW山崎希一がカットインしてDFをずらし、PA角付近から右足でファーのサイドネットにシュートを突き刺しゴール。3-1としそのまま興國が勝利した。

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