ヘレスでSBKテスト実施も雨で走行中止のチーム続出。2021年初走行は翌週に持ち越し
1月20~21日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでスーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦する数チームがテストを行うため現地で準備を進めたが、両日ともウエットコンディションとなり、SBKチームは走行を取りやめた。 【写真】2021SBK:ティト・ラバット(バーニー・レーシングチーム)/1月20~21日に実施されたヘレステスト このテストにはカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBK、Team HRC、Aruba.it レーシング-ドゥカティといったファクトリーチームとカワサキ、ドゥカティのマシンを使うインディペンデントチームが参加する予定だった。 しかし、ウエットコンディションとなったため、初日はスーパースポーツ世界選手権(WSS)に参戦するルーキーライダーのレオナルド・タッキーニ(ORELAC Racing VerdNatura)が20周、MotoGPのホンダRC213Vをテストしたステファン・ブラドルが20周走ったのみで、SBKライダーはコースインしなかった。 2日目もコンディションが悪く、SBKライダーはテストを取りやめた。走行したのは、1日目に続き23周周回したタッキーニ、29周テストしたブラドルとMotoGPライダーのヨハン・ザルコが市販車で37周、ミケーレ・ピロが46周を周回したに留まった。 SBKがチームがコースに出なかったのは、2021年のプライベートテストの日数が合計10日に制限されているからだ。 そんななか、2021年初のテストとなったことから、チームを移籍したライダーたちは新しいチームのロゴが入ったレーシングスーツを着用していたため新鮮な見映えとなった。 今回テストができなかったことから、カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKは1月28日、Team HRCは1月27~28日に別途テストを実施するという。 [オートスポーツweb ]