福が「巳」につく縁起物 天童の呉服店、干支の来年版発売
着物の端切れを再利用した干支(えと)の縁起物を毎年扱う「呉服のささき」(天童市老野森3丁目)が、「巳(み)」をモチーフにした来年版を発売した。「益々(ますます)福が身(巳)につく いいご縁で実(巳)入りアップ」と語呂合わせを交え、新年の運気上昇をアピールする。 厄よけ効果があるというヒノキの升に干支人形が入る「一生益々シリーズ」第12弾。今回は白蛇で、首に叶(かのう)結びの紅白の組ひもを巻き、口には5円玉をくわえさせて縁起を担いだ。升の上には無病息災の象徴とされる向かい干支のイノシシを座らせ、縁起物がタッグを組む構成になっている。 2014年の午(うま)から始まり今回で十二支を一巡。女将の佐々木康子さんは「多くの皆さんに愛され、福が舞い込んだといううれしい知らせも寄せられる。来年以降も新たなデザインで再スタートしたい」と意気込む。価格は4400円で郵送可能。火曜定休。問い合わせは同店023(653)2947。