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正倉院のフェルト、職人集団が製作? 中央アジア産か

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朝日新聞デジタル

 奈良・正倉院に伝わる花氈(かせん)(花などの文様が描かれたフェルト)に使われている羊毛が、アラビア半島や中央アジアなど乾燥地帯で飼われている羊の毛質に似ていることが明らかになった。また、花氈には高い技術が使われており、当時の中央アジアや中国に職人集団がいた可能性がある。 【写真】ジョリー・ジョンソンさんによって再現された花氈の文様=正倉院紀要第42号から  宮内庁正倉院事務所(奈良市)の「正倉院紀要第42号」に収録されている二つの論文で報告されている。  聖武天皇愛用の正倉院宝物には、花氈など多数の毛氈(もうせん)(フェルト)が伝わり、中国や中央アジアからの輸入品とみられている。ヤギの毛が素材になっているとされてきたが、2015年の調査で羊毛と判明。その後、羊毛の種類や製造技法について調査されてきた。

朝日新聞社

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