強盗被害の教訓生かし柱を増やして防衛か…時計店でガラス割られ侵入も30代の男2人現行犯逮捕 東京・上野
FNNプライムオンライン
窓ガラスが大きく割れた店舗。 29日午前4時30分過ぎ、2人組の男が侵入した東京・上野の時計販売店。 侵入した2人組はともに30代の男で、仮面をつけて犯行に及びました。 現場は東京メトロ・末広町駅から130メートルほどの場所。 29日午前4時半過ぎに、「何者かがガラスを割って店に入った」との110番通報が寄せられました。 通報を受け駆けつけた警察官は、店内を物色していた男2人を発見。 窃盗未遂などの現行犯で、塩田達也容疑者(32)と自称・鈴木覚容疑者(36)を逮捕しました。 店の床には折れたゴルフクラブが落ちていたほか、ガラスの破片が散乱。 店を知る人によると、この店は以前にも同様の被害に遭ったことがあるといいます。 近くの店の人は「多分何年か前に1回、やっぱりガラス破られて入って…。(その後ガラスが)前よりもちょっと丈夫に変わったなと思っていた。中に柱とかをいっぱい入れて、ちょっと入りづらくしたのかなと思った」と話します。 2017年に撮影された現場の様子をみると、確かに窓の付近に柱のようなものは確認できません。 しかし、翌年の画像では、窓際に複数の柱が設置してあるのが分かります。 今回の事件発生時、店内に人はおらず、商品も盗まれていないということです。 逮捕された2人は調べに対し、いずれも容疑を認めていて、「窓ガラスを割って入ったことに間違いありません」と供述しているということです。 警視庁は、2人が犯行に至った経緯を詳しく調べています。