エンゼルス・大谷翔平（提供・共同通信社）

　「レンジャーズ－エンゼルス」（１６日、アーリントン） 　エンゼルスの大谷翔平投手（２７）が「３番・指名打者」で出場することが発表された。 　大谷はここまで投打同時出場６試合を含む３６試合に出場し、打率・２５７、８本塁打、２６打点、５盗塁。前戦１５日のアスレチックス戦は初回に２戦連発となる８号２ランで先制点をたたき出し、チームの連勝に貢献。７年ぶりの貯金１１とした。 　日米通算１５０号まであと１本。メジャー５年間で最多となる１３本塁打を記録しているレンジャーズを相手に今季初、昨年６月２７～２９日以来以来となる３戦連発に期待がかかる。 　レンジャーズの先発グレイはここまで４試合に登板し、０勝１敗、防御率５・５１。昨季まで所属したロッキーズでは１６～１９年に４年連続２桁勝利の実績をもつ。大谷は１８年に２度対戦し、通算４打数１安打。１８年８月２７日の対決で左中間本塁打を放っている。 　この日の試合前には週間ＭＶＰが発表され、１０日のレイズ戦で球団史上最年少の２２歳でノーヒットノーランを達成した新人左腕デトマーズが選出された。エンゼルス投手の受賞は１６年７月のシューメイカー（現巨人）以来６年ぶり、打者を含むと２１年６月の大谷以来となる。 ▽エンゼルスのラインアップ １番・右翼　ウォード　　　打率・３８５、８本塁打、２２打点 ２番・中堅　トラウト　　　打率・３１２、９本塁打、２０打点 ３番・ＤＨ　大谷　　　　　打率・２５７、８本塁打、２６打点 ４番・三塁　レンドン　　　打率・２２７、４本塁打、１８打点 ５番・一塁　ウォルシュ　　打率・２４０、６本塁打、２３打点 ６番・左翼　マーシュ　　　打率・２８４、４本塁打、２０打点 ７番・捕手　ロマイン　　　打率・１６７、０本塁打、０打点 ８番・二塁　ウェイド　　　打率・２４７、０本塁打、５打点 ９番・遊撃　ベラスケス　　打率・１９０、１本塁打、６打点 　　　投手　シンダーガード３勝１敗、防御率２・４５