ファッションや食、エネルギーもサステイナブルな選択を。
フィガロジャポン11月号では、「自分も周りも美しく、いま“サステナビューティ”。」と題して、ボーテスターたちが注目し実践する、新しい時代の「美しさのあり方」を特集しました。madameFIGARO.jpでは、ボーテスターのサステイナブルなライフスタイルをさらに深掘り! ファッションや食、移動手段など、毎日の生活で彼女たちが実践していることとは? 環境にもやさしい洗剤で、身の回りをクリーンアップ。
長く大切に使いたいから、リメイクやリユースを活用。
「“シンメ”は、長くつき合ってもらえるものづくりを心がけています。ブランドの核であるジーンズがそうであるように、ワンシーズンで終わりではなく、来年も再来年も、その先も着たいと思ってもらえるものを、本当に必要としてくれる人にお届けしたい。制作工程でもできるだけ無駄を省くよう、型や量をミニマムに、完成までのサンプルを少なくする工夫を取り入れています。」(板谷由夏) 「服はいいものを長く使いたい派で、それがサステイナブルに繋がるのかなと思っています。いいものとは、有名なブランドではなく。制作者の意識や制作過程などを含むすべての行程に共感できるもの。私にとっての価値ある存在です。」(太田莉菜)
「洋服が大好きなので、捨てるのが心苦しくて。まめに手入れをし、リメイクして使い続けています。最近は背中が開いたビートルズのダメージTシャツをチクチクお直ししました。背中をどれくらい開けるとか、ところどころ開いた穴をどう生かすかなど、バランスを考えるのも楽しくて。古着としては何の価値もないTシャツですが、私にとっては愛着が湧く特別な一着になりました。」(シトウレイ)
「ファッションはヴィンテージものに注目しています。愛着があって頻繁に使うものは、くたびれるのも早いんですよね。それでも使い続けたいものは、リメイクしたり、カラーを染め直したりして大切に使い続けます。」(安倍佐和子) 「着なくなった服はH&Mのリサイクルに持っていきます。そのほかにも、使い終わった瓶を花瓶にしたり、紅茶の空き缶などを子どもたちが工作に活用するなど、家族と一緒にリサイクルやリユースを意識しています。」(AMO) 「服もインテリアも“長く愛せるか否か”“新品の時より味わいが生まれるか”を基準に選びます。20代の頃に背伸びをして手に入れた服を着ていたり、デニムも20年以上も前のものをいまだにはいていて。くたくたですが、新品の時よりいまのほうがいい表情をしている気がします。なるべく創り手のメッセージを感じるものを選びたいですね。“人”を感じると、物に温もりが宿って、愛着が湧きます。」(松本千登世)