朝マック持ち込みで30万円の罰金? 旅先・飛行機での失敗例7選
私たちの多くは、旅行中にストレスを感じずに済むよう、注意深く準備をします。 しかし、一見、重要とは思えない小さな手抜かりによって、旅が台無しになり、大きな出費を強いられることがあります。 旅行で起きるちょっとしたミスや見落としによって、飛行機の乗り継ぎができなかったり、お金を損したり、場合によってはもっと悪い事態に陥ったりすることがあるのです。
1.パスポートの汚れや破損
パスポートをかばんに放り込んで空港に向かうとき、パスポートそのものの状態など、あまり考えないかもしれません。しかし、パスポートが「破損」していると、旅先のあちこちで受け付けてもらえないことが(結構頻繁に)起こり得ます。 では、どのような状態が「破損」とみなされるのでしょうか? 米国務省によると、次のような状態だそうです。 液体によるシミがついている 「著しく」破れている ページが欠けている 非公式の印(ふざけた記念スタンプなど)がついている パンチ穴があいている 「パスポートについた小さな汚れぐらい……」と思う人もいるかもしれませんが、その考えは改めたほうがよさそうです。 先ごろ、旅行でバリ島へ行く予定だったカップルが、一方のパスポートにコーヒーのしみがついていたせいで、飛行機への搭乗を拒否されたことが話題になりました。 「通常の摩耗」なら「破損」とはみなされませんが、もしパスポートに何らかの問題があるのに気づいたら、すぐさま再発行してもらうのがベストです。 少なくとも、旅行が決まったら早めにチェックしましょう。
2. IDの期限が切れかけている
旅に必要な書類で、ついやってしまいがちなミスとしては、期限切れが迫るパスポート、あるいは、期限が切れてしまったパスポートや運転免許証のまま出発しようとすることも挙げられます。 意外ですが、アメリカ運輸保安局は、運転免許証の期限が切れていても、1年以内であればIDとして受け付けてくれます。とはいえ、期限切れの運転免許証を使うのに慣れてしまい、1年を超す月日が過ぎてしまったら、そのときは諦めるしかありません。 不公平に思えるかもしれませんが、パスポートのほうは話が別です。 厳密にはまだ有効であっても、期限切れまでに半年を切っている場合、多くの国では入国を拒否されるおそれがあります。