履正社MF平岡大陽「全国で履正社がやってきた事を示さなければいけない」
11月14日、第99回全国高校サッカー選手権大阪予選決勝がヤンマースタジアム長居で行われ、金光大阪と履正社が対戦しFW神田拓海のゴールで履正社が1-0で勝利し6年ぶり3度目の優勝を飾った。 試合後、2021シーズン湘南ベルマーレ加入内定でボランチの位置で履正社の中盤を支えるMF平岡大陽に話を聞いた。 【日程結果】第99回全国高校サッカー選手権大阪予選 ーー試合を振り返って 結果が一番やと思っていた。準決勝も難しい中しっかり勝ててここまで来たので、結果を残して自分たちがやってきた事を示したかった。金光大阪はセットプレーが怖いのでそこだけは大事にしよう、警戒していこうとやっていました。 個人としては、準決勝で不甲斐ないプレーだったので自分がもっと積極的にボールを受けたり前に関わったりする。後ろだけじゃなくてコート全体というところを意識して入りました。 ーー今日はラストパスを通すところもみられました ああいうところをやらないと良さが出ないので、でも今日もあと2回か欲を言えばあと3回ぐらいは「こいつ走るな」というプレーを見せないと自分の価値はないと思うので、そこの課題はありますけど、今日は勝てて良かったです。 ーー相手が引いてくる中での試合 (ボランチでコンビを組むキャプテンの)赤井も僕も献身的なプレーはできるんですけど、相手に引かれた時のパスの質とかアイデアとかはやっぱり苦手なんで、そういった相手もこれから出てくるし、そういった時に対応しなければいけないってところがずっと課題なんですけど出来ずにいるんで、味方と連携して崩して点を取れるようにしたいです。 ーー流れからも1点取りたかったですね そうなんです。結局今日もセットプレーに頼っていて、前半の最初にロングスローとCKで金光大阪に押されている時にただクリアするんじゃなくてしっかり収めて、自分たちのボールにして繋いで自分たちのペースにすることが出来なくて、受け身になってしまって時間が解決してくれているので。 僕たちがアクションを起こしたわけじゃなくて、自然に自分たちのペースになっているところがあるんで、ボランチの僕たちが中心となって相手を動かして隙を作っていく事をやっていかないと、やっぱり全国でもっと強い相手になってきた時に耐えれないと思うんで、そういうところはずっと課題なんですよね。