大豆パティのハンバーガー続々、モスバーガー・ロッテリア・フレッシュネスバーガー・バーガーキングも
バーガーキングは12月11日から、大豆由来の植物性パティを使った「Plant-Based Whopper(プラントベースワッパー)」を期間限定・数量限定で販売開始する。 国内のハンバーガーチェーンでは、モスバーガーやロッテリア、フレッシュネスバーガーでも代替肉を使ったハンバーガーを販売しており、一つの選択肢として浸透しつつある。 バーガーキングによると、今回発売する「プラントベースワッパー」は、厳選された大豆由来の100%植物性パティを“直火焼き”で本格バーガーらしいスモーキーな味わいに仕上げているという点が、ほかの代替肉バーガーと大きく異なるという。プラントベースパティのほかには、これまでのワッパーと同様、毎日店舗でカットしているトマト・玉ねぎ・レタスに加え、ピクルスを挟み、マヨネーズとケチャップで味付けしている。
モスバーガーでは、2015年から大豆由来の植物性たんぱくを使った「ソイパティ」使用メニューを展開してきた。2020年5月には、動物性食材を使わず、野菜と穀物を主原料とした「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER(グリーンバーガー)」を全国の店舗で発売、同時に「ソイパティ」のリニューアルを行った。モスバーガーの「ソイパティ」は、大豆由来の植物性たんぱくをベースに、しいたけエキスで旨み、コンニャクやキャベツで食感や甘みを加え、肉のような食べ応えを実現している。
ロッテリアは、2019年5月に「ソイ野菜ハンバーガー」を発売。2020年5月には同品の「ソイパティ」をリニューアルし、新たに「ソイ野菜チーズバーガー」を加えてモーニングメニュー取扱店舗限定・期間限定を実施。そこで好評を得て、7月からレギュラーメニューとして全国の店舗で販売している。ロッテリアの「ソイパティ」は、ふっくら膨らませて粒状に仕上げた大豆を使うことで肉に近い食感を再現しているという。