「食べ切り」を心がけて 忘年会シーズン前に県が「食品ロス」削減を経済団体に呼びかけ
FBC福井放送
いわゆる「食品ロス」を減らそうと、福井県は忘年会を企画中の事業所などに対して、調理された料理をおいしく「食べ切る」よう呼びかけています。 県によりますと、県内では1年間におよそ7万8000トンの食品廃棄物が発生していて、このうちおよそ4分の1は食べ残しや消費期限切れなどのいわゆる「食品ロス」ということです。 こうした中、宴会などで食べ残しが増える忘年会シーズンに、県の担当者が商工会議所を訪れ、食品ロスの削減に協力を呼び掛けました。 ■県の担当者 「食べ残しがあると非常にもったいないごみの量も多くなってしまう 食べ残しがないように、ごみが出ないようにしてもらいたい」 県では「3010運動」と称して、乾杯後の30分間と、お開き前の10分間は、調理された料理をおいしく味わう時間にあててほしいとしています。