11月29日、政府が物価高克服などに向け総額13兆9433億円の2024年度補正予算案を閣議決定したことで、歳出の平時化はさらに遠のいた。2021年撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)(ロイター)補正予算13.9兆円を閣議決定、遠のく「歳出平時化」 PB黒字化へ難路【関連記事】アングル:国家予算の3分の1が軍事支出、さらなる増税迫られるロシアアングル:政権維持へ自民枠組み模索、政策停滞懸念 経済官庁「前に進めず」焦点:新財務相に加藤氏、解散にらみアベノミクス色 近く補正予算編成焦点:要求予算が再び最大、衆院選にらみ歳出圧力 PB黒字へ正念場焦点:財政再建、「25年度PB黒字化」明記も玉虫色 骨太きょう決定