Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

なぜお金持ちは「賃貸不動産投資」が一番儲かると考えるのか?

配信

幻冬舎ゴールドオンライン

「儲かっている社長」には必ず儲かる理由があるという。そば屋の住み込みから160億円を超える不動産を所有するまでになった税理士大家の鳥山昌則氏の『家賃収入11億円の税理士大家がこっそり教えるお金の増やし方』(現代書林)から一部を抜粋し、どんどんお金を増やす人の考え方や行動特性を紹介する。

周りに支えられていることを知っている

誰も、自分一人の力だけでお金持ちになることはできません。 たとえば不動産投資でいえば、大家さんがいて投資家がいるだけで、運営ができるわけではありません。部屋を借りてくれる人、物件を紹介してくれる不動産会社の人、清掃や管理をしたりしてくれる管理会社の人、融資をしてくれる銀行の人も必要でしょう。 さらに、建物に水道を引く水道屋さん、電気の配線をしてくれる人、タイルを貼ってくれる人や内装を仕上げてくれる人たちがいなければ、部屋はできません。 もっといえば、そもそも建物は、コンクリートなどの素材をつくってくれる人、設計や基礎工事をしてくれる人などがいなければできあがらないのです。   また、その物件にたどり着くための交通機関を運営する人やそこで働く人がいなければ、住みたいと考える人がいないでしょう。 そう考えると、ほんとうに多くの人に支えられていることがわかります。 会社を経営しているのであれば、働いて成果を出してくれる社員がいなければ企業は成り立ちません。 私の事務所では、社員の希望によってさまざまな働き方ができる制度を整えています。一番大きな改革は、65歳だった定年をなくしたことです。退職したければかまいませんが、働きたければ何歳まででも続けられ、結果を出してくれれば給料も下がりません。のんびり働きたければ嘱託でもいいですし、働く時間も選べます。 お金に対して1円単位までシビアになることは「お金持ち」になるためにとても大切です。でも、まわりに支えられていることに感謝せず「なんで、こんなこともできないんだ」と、要求ばかり突きつける人は、まわりから見放されて落ちぶれていくでしょう。 江戸時代の前期である元禄年間に、現代のマルチタレントばりに活躍した人物に井原西鶴がいます。 俳諧師で興行師であった西鶴は、日本で最初のベストセラー小説「好色一代男」を著していますが、その後、自分の腕一本でのし上がった金持ちのノウハウを紹介した経済小説「日本永代蔵」でも大評判になりました。 その西鶴が、同書のなかで書き残しているのが「商売人の三原則」です。 「商売人の三原則」とは、 (1)才覚(才能・センス) (2)算用(そろばん勘定) (3)始末(後始末) です。 この三つが揃えば、商売人として大成でき、一つでも欠けると商売人として成功するのは難しいということです。 私には特に「(3)始末(後始末)」ができない人が多いように感じます。 次から次へと仕事に挑戦するのはとてもいいことですが、一つをやり遂げる前に次のことを始めてしまい、結局はどれも中途半端に終わってしまう人がまわりに一人や二人、いるのではないでしょうか。 商売人だけでなくサラリーマンでも同じです。 そんな人が、出世を成し遂げるのは難しいでしょう。 これと決めたら、徹底的にやり切り、途中でまわりからアドバイスをいただいたら、素直に聞く。 こうした姿勢がまわりから応援されることにつながり、大成するための重要なポイントなのではないでしょうか。 また私は、現代では「商売人の三原則」に、あと二つ加えた「商売人の五原則」が重要とも考えています。 (1)才覚(才能・センス) (2)算用(そろばん勘定) (3)始末(後始末) にプラスして、 (4)情報管理 (5)熱いハート です。 情報が溢れている現代では、必要な情報を選択し重要なものに集中する。 そして、熱いハートを持って何事も成し遂げる。 この五つを兼ね備えていれば、変化の激しい時代でも人と協力し合ってお互いに成功することができるのではないでしょうか。

【関連記事】