G大阪でコーチとして接した遠藤保仁氏、大復活の宇佐美貴史について「彼ならもっとできていい」
2024Jリーグアウォーズで、元日本代表MF遠藤保仁氏ら7名の元Jリーグ選手が功労選手賞を受賞した。 【写真】乃木坂46五百城茉央が優勝もたらす“勝利の女神”に(全20枚) J1リーグ戦出場数は歴代1位の672試合。日本代表を含めた公式戦の出場数が1136試合を数えるレジェンドは、「一番Jリーグで出てますし。できれば『特別』とかつけてほしかったんですけどね」と報道陣を笑わせた。 「たくさんのJリーガーの中から数人しか選ばれない賞だと思うので、非常に嬉しく思います」 23年限りで磐田で現役生活に幕を下ろした遠藤氏は、今季より現役時代に最も長くプレーしたガンバ大阪のトップチームコーチに就任した。 役割としては主にメンバー外の選手と接することが多かったという。「いかにモチベーションを落とさないだとか、その部分ではいい勉強になった」と指導者生活の充実を話した。 過去3年は2桁順位で終えていたG大阪だが、今季は4位の躍進。立役者としてFW宇佐美貴史の名前が挙げられる。指導者と選手という立場で接した1年。「今年調子がいいとか言われているみたいですけど、本来の姿をみせただけだと思う」と復活を遂げた後輩に優しい眼差しを送る。 ただ「彼ならもっとできていいんじゃないかと思う」とも続ける。9年ぶりとなるベストイレブンの受賞について「また来年も頑張ろうという気持ちになると思う」と祝福すると、「コーチの立場からしても、彼をもう一個上のレベルに上げていくためにコミュニケーションを取ってやっていきたい」と32歳キャプテンに更なる期待を寄せていた。