ダチョウ肥後&ジモン、竜兵会、たけし・さんま・松本…上島竜兵さんの人柄伝わる追悼コメントの数々
ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが、11日に亡くなった(享年61)。訃報が伝えられ、芸能界でも悲しみが広がっているが、14日と15日の2日間にかけて、ダチョウ倶楽部の肥後克広・寺門ジモン、上島さんが率いていた竜兵会のメンバーである劇団ひとり、土田晃之、有吉弘行、さらにビートたけし、明石家さんま、松本人志など、多くの人から追悼が寄せられた。 【写真】上島竜兵さんとの“はっぴ”写真を投稿 感謝を語ったせいや ■肥後&寺門、思いにじんだ追悼文 劇団ひとり「笑い話にできるように腕を磨いていく」 肥後と寺門は14日、所属事務所を通じて追悼コメントを発表。肥後は「全国のダチョウ倶楽部ファンの皆様、今回はこのようなことになってしまい、申し訳ありませんでした。仕事関係者の皆様、申し訳ありませんでした。何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました。でも、それが上島の芸風です。皆で突っ込んでください。『それ違うだろ!』『ヘタクソ!』『笑えないんだよ!』と地面でも蹴ってください。上島は天国でジャンプします。皆様もジャンプして下さい。そして、上島の分、3倍笑って下さい。皆にツッコまれる、それが上島の芸風です。ダチョウ倶楽部は解散しません。二人で純烈のオーディションを受けます。ヤーッ! どんな悲しいことがあってもみんなでクルリンパ!」と笑いを交えて追悼。 寺門も「ダチョウ倶楽部上島竜兵を愛してくれた皆様本当に申し訳ありません。こんな形でのお別れです。僕は竜ちゃんと出会って40数年。苦しい時も楽しい時もいつもそばにいてくれました!! 本当にありがとう!! 竜ちゃんがいたから僕はあります! 大好きなお酒を今も飲んでいるんじゃないかな? これからもダチョウ2人のそばで見守ってください! ずっと忘れないよ! ずっと一緒だよ!」と呼びかけた。 同日放送のFM FUJI『劇団サンバカーニバル』(毎週土曜 後8:00)内で、ひとりは「どこから話せばいいのか…」と神妙な口調で切り出すと「このラジオでは正直になんでも話してきたので自分の都合で触れないのも気持ち悪いし、かと言ってきのう今日の出来事だから、まだ笑い話にはできない。でもいつかは、笑い話にできるように腕を磨いていくっていうのが、芸人としての一つの課題なのかなという感じがしてる」と前置きした。その上で、周囲の予想を裏切る話題に急転換し、上島さんの話題には触れず。共演陣から「いまその話を?」とツッコまれると「そうそう、ショッキングな話だったんでね。僕まだ心の整理がついてなくて…」と続けてボケてみせた。