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Java生みの親、ゴスリン氏が語るJavaとAndroid

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ZDNet Japan

 Javaは世界でもっとも広く使われているプログラミング言語の1つだが、Javaの生みの親であるJames Gosling氏が、マサチューセッツ工科大学(MIT)のリサーチサイエンティストLex Fridman氏のポッドキャストに登場し、今や何十億台ものデバイスで使用されており、「Android」の開発にも使われたJavaを作った経緯やその動機について語った。 Javaが誕生した25年前--1995年に登場、台頭したテクノロジー  Gosling氏がSun MicrosystemsでJavaをリリースしたのは25年前のことだ。Javaの存在は、2009年にOracleがSunを買収した大きな理由の1つになっただろう。Oracleによれば、今日では世界で510億のJava仮想マシン(JVM)が動いているという。  同氏は、Javaを開発したきっかけについて聞かれると、同氏のグループは当時、コンピューティング業界が業界の外で見逃している機会があるのではないかと心配になったと話した。それは、現在のIoT(モノのインターネット)につながる可能性のあるものだった。  「コンピューティング業界の外側で、コンピューティングのハードウェア、プロセッサーやネットワーキング技術に関する変化が起きていた」と同氏は語った。  「例えばそれは、当時普及する兆しがわずかに見え始めた携帯電話であったり、エレベーターや、鉄道車両や、工場のプロセス制御システムであったり、AV機器であったりした。これらのものは、すべてプロセッサーが組み込まれていて、何らかの処理を行っていた。そこには、自分たちが理解しなくてはならないものがあると感じた」(Gosling氏)  当時は、CとC++が「完全に世界を牛耳って」おり、あらゆるものはその2つの言語で書かれていたと同氏は話した。  Gosling氏のチームは、1990年頃に「壮大な視察旅行」に出かけ、日本では東芝やシャープ、三菱、ソニー、韓国ではサムスンをはじめとするいくつかの企業を訪問し、その後は欧州でもPhilipsやSiemens、Thomsonなどあらゆる企業を訪ねた。  「目に飛び込んできたことの1つは、それらの企業は、コンピューティングの世界で20年前に1度行われたようなことをやっていたということだった」と同氏は振り返った。  「彼らはコンピューターネットワークを再発明して、コンピューティング業界の人間が過去に犯した間違いを繰り返していた。私にはネットワーキングの分野で多くの仕事をしてきた経験があったため、訪問したある社でネットワーキングに関して行っていることを聞けば、そのまま進めれば大失敗に終わりそうなポイントをいくらでも教えることができた」

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