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北のビラ散布準備を注視 「船舶動員の可能性も」=韓国軍

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聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国軍当局は22日、北朝鮮が予告した韓国に対する批判ビラ散布の準備など北朝鮮軍の活動を注視していると明らかにした。  韓国軍合同参謀本部のキム・ジュンラク広報室長は同日の国防部の定例会見で、北朝鮮軍の動向を24時間監視しているとした上で「多様な(挑発の)可能性に備え、確固たる準備態勢を維持している」と述べた。  北朝鮮はこの日、朝鮮中央通信の報道を通じて「1200万枚のビラを印刷した」とし、ビラ散布を予告した。ビラ散布の具体的な時期については言及しなかったが、朝鮮戦争勃発から70年となる25日前後に散布する可能性があるとの見方もある。  韓国軍消息筋は「北は朝鮮労働党中央軍事委員会の承認だけでなく、風向きなどの条件を考慮して散布時期を決めると予想される」と話している。  非武装地帯(DMZ)内の北側地域でビラ散布のための北朝鮮軍の動きは確認されていないという。  韓国軍は北朝鮮がどのような手段を利用してビラを散布するかを注視している。軍関係者は「北が海上で船舶を利用して散布する可能性もあると判断している。万一、無人機やドローンなどを利用した場合は軍事的な対応を取るしかない」と述べた。  国防部の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官も同日の国会国防委員会で、北朝鮮がビラを飛ばした場合の軍の対策を問われ「留意しながら見守っている。北がどのような手段で、どのようにするかによって(軍の対応が)変わる」と答えた。北朝鮮が無人機やドローンなどを利用した場合に軍事的挑発と判断し、破壊する作戦を展開する可能性もあるという趣旨の回答とみられる。  国防部は、北朝鮮のビラ散布が2018年9月の南北首脳会談の際に締結された南北軍事合意に違反するかとの質問には明確に答えなかった。同部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は、同年4月に南北首脳が合意した板門店宣言には違反すると判断できると説明。韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体による北朝鮮に向けてのビラ散布については「民間団体が行う部分について軍が言及するのは適切ではない」と述べた。

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