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ドコモ口座等通じた不正引き出し…金を手にした犯人が問われ得る『重い罪と罰』 口座作成と詐欺で

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関西テレビ

不正引出被害に遭った宮城の女性(30代): 「犯罪に巻き込まれたのではないかということで怖くなりましたね…これからどんどんお金が引き出されていくんじゃないかと」  電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて銀行の預金が不正に引き出された問題。確認された被害額は増え続け、2600万円を超えています。 NTTドコモ・丸山誠治副社長: 「ドコモ口座の作成にあたって私共の本人確認が不十分であったと」  NTTドコモは全額を補償する方針を示していますが、さらに15日…。 高市早苗総務相(当時): 「ゆうちょ銀行からヒアリングを行った中で、既に6社で被害が生じている…つまり、NTTドコモだけではないと」  ゆうちょ銀行ではドコモ口座のほかにも5つの決済サービスで被害を確認。これまでにPayPayで約141万円、Kyashで約23万円、メルペイで約49万円、LINEPayでも約49万円の不正利用が明らかになっています。 ゆうちょ銀行の会見(16日): 「銀行口座を紐づける時に必要なデータも詐取されているケースが多く、不正に使える状態になってしまっているのが、事の一番の大きな問題です」  決済サービスへの信頼を大きく揺るがす事態となった今回の問題。  不正に出金した犯人はどんな罪に問われるのでしょうか?菊地幸夫弁護士に伺います。 菊地弁護士: 「聞き慣れない名前かと思いますが、私電磁的記録不正作出罪に問われる可能性があります。これは電子版の文書偽造だと思ってください。口座からお金を引き出してしまおうと、本人になりすましてドコモ口座を作る、そういう書類を作るということで、これは文書の偽造です。5年以下の懲役50万円以下の罰金という罪です。  さらに、その作った口座を利用してお金を騙し取ると、電子計算機使用詐欺罪ということになり得ます。こちらは10年以下の懲役です。いずれも重い罪です。けっして許されることではありません」 (関西テレビ9月16日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)