覚せい剤を所持した疑いでエジプト国籍の男を逮捕
先月、覚せい剤を密輸入しようとしたエジプト国籍の男が覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されました。 本村記者リポート「今回、押収されたこちらの薬物は男の荷物の中に入っていました。ポンプ状のプラスチック容器に隠されていたということです」 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、うるま市に住む無職のウサマ カメル イブラヒム エルサイエッド容疑者です。 警察と税関によりますとエルサイエッド容疑者は先月29日、海外から覚醒剤5.94グラムと大麻樹脂1.43グラムを持ち込み密輸入しようとした疑いがもたれています。 那覇空港の税関職員が容疑者のスーツケースを調べたところ、ポンプ状のプラスチック容器の中から小分けにされた薬物を見つけました。 エルサイエッド容疑者は警察の調べに対し「スーツケースに覚せい剤が入っていると思わなかった」と容疑を否認しています。 沖縄地区税関によりますと不正薬物の摘発件数は76件と前年度比のおよそ3倍も増加していて、大村庸一調査部長は「取締を強化していきたい」と話しています。