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原点回帰!?一大ブームになった「タピオカ」の次に来るドリンクは?【あの食トレンドを深堀り!】

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クックパッドニュース

90年代に流行した「ティラミス」、数年前に話題になった「おにぎらず」、直近では社会現象にもなった「タピオカ」など、日々生まれている食のトレンド。なぜブームになったのか、その理由を考えたことはありますか? 作家・生活史研究家の阿古真理さんに、その裏側を独自の視点で語っていただきました。  ◇  ◇  ◇

新型コロナウイルスは、あっという間に世界中に流行した。人と人の接触で感染するこの感染症の流行は、現代の世界で、いかに人の交流が活発になっているか気づかせるものでもある。 私たちの暮らしは、他の国・地域とのビジネスをはじめ、さまざまな人のつながりなしには成り立たない。今もインターネットなどを通じて私たちは世界とつながり、力を合わせて困難な時期を乗り越えようと模索している。

今こそ語りたい、タピオカドリンクが流行ったワケ

ところで1年前、世の中の注目を集めた流行は、おいしくてインスタ映えして、町で手軽に持ち歩けるタピオカドリンクだった。原宿や中目黒など、タピオカドリンクのスタンドが立ち並ぶ町では、ドリンクを手にした若い女性であふれた。ビジネスマンや、ミドルな夫婦たちも、店に行列していた。 私も去年、数店ほどで買ってみたが、店によって味わいが違うことが面白かった。中には、タピオカに芯が残っている残念なものもあったし、粒の大きさも店によって違っていた。このバラエティの豊かさが、「タピ巡り」とハシゴする若者を増やしたのだろう。 それにしても、緑茶や中国茶にミルクや砂糖を入れるドリンクを、抵抗なく飲む日本人がこんなに多いのは驚きと言える。欧米でそういう習慣があると聞くと、嫌がる人は今もたくさんいるからだ。ブームの折、甘い烏龍茶や緑茶への抵抗感を聞かなかったのは、そこにタピオカが入っていて、ふつうのお茶とは別物と思った人が多かったからだろう。 抵抗が少なかったもう一つの理由は、1996年に日本上陸を果たしたスターバックスがすっかり浸透し、コーヒーにいろいろなものを加えてデザート感覚で飲む習慣を身に着けた人が多くなっていたことが考えられる。デザートドリンクを知っていたことが、スイーツ感覚のタピオカドリンクを受け入れる素地になっていたと考えられる。 流行の理由は、インスタ映えするから、くにゅくにゅしたタピオカの食感が日本人の好みだからなどと分析されている。 私はそれに加えて、お茶がおいしい、というグルメな点が流行が幅広い世代に広がった理由だと去年書いたことがある。 タピオカドリンクは日本だけの流行ではなく、アメリカが先行していた。中国や韓国でも流行した。このドリンクを好きなのは、日本人だけではないのである。

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