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楽天のドローンを使った商品配送の実証実験、高度が高い山岳エリアでの配送に成功

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ネットショップ担当者フォーラム

楽天は山岳エリアでのドローンを活用した物資配送飛行の実証実験を実施、長野県白馬村の白馬岳登山口にある日山岳宿舎「白馬山荘」(標高2832メートル)への物資輸送に成功した。 白馬岳登山口にある「猿倉荘」(標高1250メートル)から物資を届ける実証実験で、高度差約1600メートル、飛行距離片道約5キロメートルといった環境下でのドローンを活用の物資配送の実施・成功は国内初の事例という。 今回の実証実験は、長野県白馬村を含む11の企業・団体・自治体が参画する白馬村山岳ドローン物流実用化協議会が、山岳エリアの抱える物資輸送における課題解決をめざし、8月中旬から9月中旬までの約1か月にわたり実施したもの。 振動によって傷みが生じやすい桃や梨など合計5キログラムの物資を、傷つけることなく無事に配送したという。また、従来の輸送手段であった歩荷で約7時間かかる輸送時間が、ドローンでは約15分の飛行時間に短縮できた。 楽天は2016年からドローンを活用した配送の実証実験をスタートし、各地域の自治体などと協力しながら12件で実施。2019年には神奈川県・猿島へ、横須賀市の西友で販売している商品約400品目をドローンを使って有料配送する取り組みも実施している。 将来的には「楽天市場」で扱う商品をドローンで配送する構想がある。実証実験を重ねているのは、実験を通じてハードウェアなどをアップデートしていくため。数年内には、楽天のドローン配送に関するソリューションを全国の企業や団体などに提供。このネットワークを通じて新たな利便性の提供、物流困難者の支援、緊急時のインフラ構築の実現をめざす。