ロッテ1位の鈴木昭汰は12分間走で3位健闘 記録は昨年の佐々木朗希と全く同じ 新人合同自主トレ開始
ロッテは11日、さいたま市のロッテ浦和球場で新人合同自主トレを開始。ドラフト1位の鈴木昭汰投手(22)=法大=がチーム恒例の12分間走に挑み、参加8人中で3番目に長い2925メートルを走った。昨年のドラフト1位右腕・佐々木朗希投手が新人合同自主トレで記録した距離と全く同じで「一緒だったのは偶然です」とはにかんだ。 ただし、ちょっぴり悔しさもにじませた。この日のトップだったドラフト3位の小川龍成内野手(22)=国学院大=に150メートル差、2位で続いた育成4位の佐藤奨真投手(22)=専大=に75メートル差をつけられ、「自分のペースを崩さずに走りきるのが目標だったので、それはできたが、小川や佐藤は速かった。負けたくないというわけではないが、自分も基礎体力をもっとつけていきたい」と課題を口にした。 球団によると、12分間走では投手は2800メートル、野手は2700メートルの目標タイムが設定されていた。昨年のキャンプでは鈴木と同い年でもある高卒入団の種市篤暉投手(22)が全選手で最長の3200メートルを記録した。
中日スポーツ