なぜ? 18年、日本代表で輝けなかった5人の名手(1)なぜ呼ばなかった? 待望論噴出! スペインで大活躍のドリブラー
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表は2015年に発足し、2018年ロシアワールドカップ直前に終焉を迎えた。その間、様々な選手が名将の下でプレー。香川真司や大迫勇也らが存在感を放った。一方で、活躍できなかった選手もいる。今回は、ハリルジャパンにおいて輝けなかった選手を紹介する。
MF:乾貴士 生年月日:1988年6月2日 日本代表成績:38試合6得点 ハリルジャパン成績:7試合0得点 横浜F・マリノスでプロデビューした乾貴士は、2009年に日本代表デビュー。岡田武史やアルベルト・ザッケローニなど各監督の下で、代表に招集されてきた。2015年から発足したアギーレジャパンにも名を連ね、後任のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下でも就任当初から招集されたが、定着することはできなかった。 パフォーマンスが悪かったわけではない。乾は2015年8月にエイバルへ移籍。加入1年目からリーグ戦27試合3得点4アシストの活躍を見せていた。翌シーズンも同様の活躍を見せ、リーグ戦最終節ではバルサから2得点を決めるなど、ラ・リーガで奮闘していた。しかし、スペインに渡ってからの2年間はハリルホジッチ監督から声がかかることがなかった。 乾に再び声がかかったのは、16/17シーズン終了後の2017年6月のこと。ホームで行われたシリア代表との親善試合に招集され、約2年ぶりの代表復帰を果たした。ロシアワールドカップ直前の2018年7月にハリルホジッチ監督が解任となったが、復帰後もコンスタントに招集されていた乾は、西野朗監督の下で本大会に出場。ベスト16進出に貢献したが、ハリルジャパンではその輝きを見ることが出来なかった。
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