作品をいろいろな方向から細部まで見る審査員ら＝外五曲町の市文化財センターで

　第65回松阪市美術展覧会の第1部の絵画と彫刻・工芸の審査が25日午前9時半から三重県松阪市外五曲町の市文化財センターであった。審査は一般公開され一般来場者も見守った。 入賞者は同日中に発表される。作品合評会は10月6日午後1時から同所で開かれる。　 　出品数は、絵画は昨年度より5点減の84点、彫刻・工芸は1点減の40点。 　絵画部門は6人の審査員の前で全作品が1点ずつ紹介され、一通り見た後、改めて作品と題名を聞いて挙手で投票を行い入選作品を決めた。その後、投票や協議で入賞作品を選んだ。 　彫刻・工芸部門では6人の審査員が1点ずつ手に取るなどして作品の質感や素材、技術を確かめて、入選作品を選んだ。その後、審査員の投票などで入賞作品を決めた。　 　審査員は次の皆さん。 【絵画】▶長船侍夢（名張市）、岸春美（亀山市）、北島修（松阪市）、田中善明（津市）、藤田哲也（桑名市）、森嶌昌行（松阪市） 【彫刻・工芸】▶坂口久司（多気郡多気町）、前田祐英（松阪市）、髙橋光彦（同）、野嶋峰男（伊勢市）、堀口昌宏（松阪市）、宮本治（津市）